第2日目 ミニスタディーツアー&子供の家到着
今日はマニラを出発し、ミニスタディツアーをしながら、スアルの子供の家に向かう。
今はゴミを捨ててはいないが、ゴミの山は依然として残っており、今は砂をかけたりして
自然に戻そうとしているが、有効な解決法ではないことは確か。
ゴミを拾って暮らしていたスカベンジャーは仕事が無くなったわけで、
家は政府が用意した団地で暮らしているという。
今はこの場所に学校もあり、子供や住んでいる人が笑顔で迎えてくれた。
次にマバラカットの神風特攻隊の基地跡地に行った。
その近くの大西中将の墓と、防空壕に行き、そこに住んでいて、子供時代を日本軍と過ごしたことのあるおじさんに話を聞いた。
そして、バターン死の行進のモニュメントに行き、日本がフィリピンに行った愚行とその悲惨さを知った。
戦争の悲惨な話を聞きながらいつも思うことは、
「戦争という特殊な状況の中で、いったい誰が正しい善悪の判断を下せるのだろうか。」
ということ。
日本軍が行ったことは歴史的に非難される事ではあるが、恐らく彼らは僕らと同じ、ごく普通の青年だったに違いない。
戦争という特殊で過激な状況が青年を鬼畜な人間へと変えてしまい、悲劇を生み出してしまうのだろう。
そして、ついに夕方にCFF子供の家に到着!!
椰子の実ジュースとココナッツミルクの入った甘いおかゆで迎えられ、
フィリピン人キャンパーとも初対面。